
海外FX投資とメリットやデメリット
海外FX投資とは
国内FXと海外FXはいずれも為替の価格変動を利用した、金融取引であるという意味では、同質であると言えるでしょう。
わざわざ、国内FXと海外FXで区別されていることから、お気づきの方もおられるかも知れませんが、国内FXには海外FXにはない特徴があり、海外FXには国内FXにはない特徴があります。
海外FX投資も国内FXと同様に為替を利用した、FX取引を行いますが、海外FXでは海外の口座を開設し、海外を取引の場とすることに起因して、海外FX投資、または、海外FXと呼ばれているわけです。
そして、国内FXの項でも触れた通り、為替を購入してその価格変動を利用することで、差額から利益を得るという目的自体も共通したものでしょう。
海外FX投資のメリットとデメリット
海外FXのメリットには元手となる資金に基づいて、利用できる資金の倍率が最大6000倍という、桁外れの倍率。
少額の資金でも、利益率が高いことに加え、FX取引上でどんなに損失が生じようと、資金が0になることはあっても、マイナスになることはないことが挙げられるでしょう。
デメリットとして取引に要する手数料、つまりはコストが高く、累進課税によって利益を上げれば上げるほど、課税額が増えます。
最大で45%と極めて高額になる他、海外の銀行や金融機関を経由しての入出金に時間を要することも。
海外FX用の口座を開設し、海外FXを行うのには相応の手間がかかるのみならず、リスキーと言えるでしょう。
大雑把に言えば一獲千金を狙える高倍率と負債を抱えるリスクがないものの、諸経費や税率が高く、FXを始めるまでにリスクがあることが海外FXの特徴となります。